クラフトジンについて知ってますか。
クラフトジンという言葉日本でもメジャーになってきているのでよく耳にすると思います。
どんなものをクラフトジンと呼ぶのか、定義はあるのか。
ここではそんなクラフトジンについて学んでいきましょう!
クラフトジンってなんだ。
クラフトジンという言葉は海外では2015年頃から、
日本では2017-2018年頃から認知されてきました
英語のスペルは’Craft Gin’海外でもクラフトジンと呼ばれています。
結論、クラフトジンに対して厳密な定義はありません。
どこの国でどのように作られているのか、この原材料を○○%使用。
などの決まった定義はない。というのが答えです。
強いていうのであれば”何らかのこだわりを持ってつくられたジン”
つまり各蒸留所メーカーがこれはクラフトジンだ。と売り出せばそれはクラフトジンなのです。
私がバーテンダーとしてお店にいたときもお客様からもよくあるご質問でした。
「クラフトジンが流行っているみたいだけどどういうもの刺すの?」
当時2017年頃ご説明した時の定義は、
生産量が少なく、規模の小さい蒸留所がこだわりを持って作られたジン
と、ご説明していました。
狭義のクラフトジンの定義としては間違っていないのですが
現在はサントリーやニッカなど大手の酒類メーカーもクラフトジンとして発売しているので
多少語弊がありますね。
クラフトジンの特徴
そうはいってもそれぞれ個性や特徴があります。
よくある特徴として5つ項目を挙げるとすると
- 比較的小さな蒸留所で生産
- 何らかの特徴的なコンセプトがある
- 少量生産
- 地元のボタニカルを使用
- 質はロンドン・ジンレベル(最高品質に意)
※Ginのすべて きたおかろっき 著 一部引用※
例えば、クラフトジン 日本で検索するとサントリーROKUジンがヒットします
- 日本国内で製造・販売
- 桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子
日本ならではの六種のボタニカルを使用し、繊細な職人技で完璧な香味バランスを追求した
スムースな口当たりと上品な味わいが魅力 - 最も良い状態にある“旬”の時期に収穫し、鮮度を保ったまま浸漬・蒸溜
四季の実りが折り重なるようにして、ROKUの複雑で繊細な香味を生み出す
このように日本特有の四季を大切にし、日本ならではのボタニカルを使うなど
クラフトジンの特徴がよく出ていますね。
まとまると、
- クラフトジンに定義はない
- それぞれの国や地域と特徴、原材料が表れているジン
- 質は一級品である
- 大手酒類メーカーも販売している
- 日本では2017年頃から主流になっている
以上、もっとジンを深く知りたいからはこちらもご覧ください!
参考文献
※Ginのすべて きたおかろっき 著 旭屋出版※