ジンを彩るボタニカルⅡ

ジントニックを彩るボタニカルの数々

ジンやジントニックを彩るボタニカルをまだまだ紹介します!

第一弾のジンを彩るボタニカルについてはこちら!

 

カッシア

カッシアは中国やインドネシア、ベトナムで育つシナモンに近いものとして分類されます。

使用されるのは内樹皮。

味は薬のような苦い味わい、それもかなり強烈です。

シナモンにとよく似ていますがシナモンのような甘さはなく

ジンにスパイシーさをプラスします。

 

アーモンド

アーモンドは食用ナッツとして広く普及しているためイメージしやすいと思います。

ジンの蒸溜ではビターアーモンドが多く用いられます。

蒸溜前にアーモンドは粉にされます。

そのためオイルが抽出されやすくなります。

このオイルの質によって、洋菓子のような甘い香りから苦い刺すような香りまで演出します。

よく用いられるのはビターアーモンドですがスイートアーモンドを使用することにより

ナッツのような香りとやわらかい口当たりがジンにもたらされます。

 

キャラウェイ

キャラウェイシードとも呼びます。

小さな三日月型の種子ですっとした爽やかさとかすかな甘さを感じさせます。

ヨーロッパではハーブとしてパンやチーズにも用いられます。

リキュールつくりでも多く使用されておりアクアビットにも使用されます。

私の大好きなジン ヘンドリックスにも使われています!

そのほか代表的にはジンでいえば”ブードルズ”も覚えておきましょう。

 

カモミール

カモミールときいて真っ先に思い浮かぶのはカモミールティーでしょう。

カモミールはリラックス効果があるとされていて紅茶の原料としても広く知られています。

姿はヒナギクのような花。

蒸溜によってリンゴのような香りをジンに与えます。

代表的なジンでいえば”ヘンドリックスジン” ”ザ・ボタニスト”

そしてなんといっても ”タンカレーNo.10”に使われているのは有名です。

 

キュウリ

え!キュウリもボタニカルなの!?

と思う方もいると思いますがキュウリは立派なボタニカルです。

実は海外ではキューカンバー(キュウリ)は香水としてよく用いられます。

有名なブランドでいえば”マークジェイコブス”や”フェルナンダ”

私もバーテンダー時代によくお客様との会話の中で「え、キュウリ??ジンに使うの?」

っていう会話をたくさんしました(笑)

姿は説明するまでもないでしょう。スーパーにならぶあのキュウリです。

ジンでキュウリといえばやっぱり”ヘンドリックスジン”

ジンにやわらかい口当たりと特徴的な夏の香りをもたらします。

 

いかがだったでしょうか。

知っているボタニカルもあれば初めて聞くものもあったと思います。

ジンは基本的に無色透明。

見た目には分かりませんが数十種類のボタニカルを生産者様がこだわりを持って

微量を試行錯誤しながら蒸溜しています。

あなたの好きなジンを深堀りしてボタニカルまで知り尽くしてください!

 

 

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